第13回 尾道ラーメンのブランドを現代に伝える。
地域活性につきまして
尾道ラーメン喰海 店主 榎本洋士 様
2021.04.06
尾道ラーメンのブランドを現代に伝える。地域活性につきまして
尾道ラーメンのブランドとはどういうものですか?
スープは鶏ガラと魚介系の醤油ラーメンに低加水の平麺が基本形です。その上に大粒の豚の背脂がのっているのが最大の特徴です。この辺りの地域より西に行くとご当地ラーメンは豚骨系が主になっていきます。
尾道とラーメンのつながりについて教えてください。
言われでは、戦後に屋台のラーメン屋が始まりと言われています。造船業が主な地域で短時間、温かい物が好まれたとも言われています。
豚の背脂については色々と謎に包まれていますが、近くに豚の養殖場がありそこで当時は豚の背脂が余っていたので創業当時の方かただ同然で仕入れて熱いスープになると使ったとも言われています。
ラーメンで尾道が活性化するために取り組まれていることを教えて下さい。
尾道市としても観光都市でもありますし昔から慣れ親しんでいるラーメンがご当地ラーメンとして認知されているともあって観光の1つのアピールになっています。
自分も全国のイベント、催事等に行くのは観光アピールの1つとして行動しています。
ご出身はどちらですか?
生まれも育ちも尾道市です。
ラーメンの造り手になろうと思ったきかっけをお教えください。
高校のころからラーメンが好きで、したいと思っていました。
1度サラリーマンになりましたが、自分の昔からしたいことをやろうと思い脱サラしました。
自分のお店を持とうと思ったきっかけはなんでしょうか?
やる以上は自分の店が1つの夢でしたので、一気に行動しました。
お店がオープンしたのはいつでしょうか。
2003年12月です。
ラーメンに対しての思いをお聞かせ下さい。
ラーメンに完成形はなく常に進化しています。
昔からの常連様が
「昔と一緒の味」ではなく
「昔と一緒で美味しい味」と言っていただけるように日々の研究は欠かせないと思います。
ありがとうございました!