東洋水産は、アメリカとメキシコの即席麺市場でトップシェアを快走する。前3月期の海外即席麺事業は売上高1千784億円、前年比56.1%増、営業利益261億円、同159.6%増と過去最高だった。かねてより増産投資を継続しながら物流の効率化や資材の共通化などでコストダウンを徹底し、近年のインフレ下でも他食品との相対的な割安感が強みになっている。同社は「一定の利益を確保した上で生活者が手に取りやすい価格帯を維持し、さらなる販売数量の拡大を目指す」と展望する。
2023.7.19 食品新聞
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