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北海道と九州の本格ラーメンを東京で

2025.06.02

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2025.05.23 札幌みその 三代目博多だるま


仕事でお台場に行くとアクアシティの「東京ラーメン国技館 舞」か「ダイバーシティ東京プラザ」に寄ってラーメンを食べることが多い。特に「東京ラーメン国技館 舞」は全国クラスの人気店が6店舗集まっているので足を運びやすい。「三代目博多だるま」「ひるがお」「頑者NEXT LEVEL」「手打ち中華 玉」「金澤濃厚豚骨 神仙」「札幌みその」と揃っている中、先日は「札幌みその」と「三代目博多だるま」へ。


●「札幌みその」


全国のラーメンイベントで大活躍中。札幌に本店があり、他に札幌駅前、フレスポ恵み野、三井アウトレットパーク札幌北広島、ららぽーと磐田、博多キャナルシティ、ららぽーと愛知東郷、シャポー船橋、ららぽーと湘南平塚と展開中。都内はここだけ。※5月31日に「ららテラス川口店」オープン


イベントではイベント用のメニューで出店することが多く、店舗ではどちらかと言えば王道スープに札幌麺、そしてトッピングに工夫を凝らし、様々なバリエーションを提供。


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表のメニューポスターでは3500円の「豪華!伊勢海老味噌ラーメン」(数量限定)がど〜んと目立つ。人気NO.1はチャーシューの盛りがスゴい「炙り豚トロチャーシュー」(1520円)。ビジュアルインパクトとしては「味噌じろう」(1300円)もスゴい。何気なく、「味噌らーめんスペシャル」(1600円)を購入したが、3500円のメニューを見た後だからか安く感じてこのボタンを押してしまった。


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よく考えたら、これは他の店の「特製」もしくは「全部盛り」ではないだろうか?コーンもバターも入っている味噌ラーメンを久しぶりに食べたような気がする。二十歳前後の若かりし頃、よく食べた「どさん子」ラーメン。当時まだ北海道に行ったことがないのでコーンバターがデフォルトのようにトッピングして食べていた。今でこそ、観光地化した札幌には増たが、元々はコーンやバターのトッピングはなかったんですよ(笑)。


おいしくいただき、2軒目へ。


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●「博多だるま」


2022年にリニュアルしてから3回目。ここ3年ではお台場で一番多く来ている。ショッピングセンターや集合施設ではNGとされてきた“クサウマ豚骨”を提供中。私は会津の出身ではあるが、こういうタイプの豚骨も好き。方向性としては博多の本店と同じだが、店長によってそれぞれ多少の調整が入っているようで、どちらもおいしいけど両店舗を食べた人はそれぞれ意見が分かれそう。講談社の「TRYラーメン大賞」の豚骨名店部門3位にランクイン。


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これまた集合施設の店舗が入賞するのはラ博以外だと珍しい。泡系豚骨にワンタンも合うし、卵黄が実に相性が良い。佐賀ラーメンや徳島ラーメンでは当たり前のようにトッピングされているが、ここでも「月見ラーメン」または「月見ワンタンメン」がオススメ。


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店舗情報



この記事を書いた人

■大崎 裕史(おおさき・ひろし) 自称「日本一ラーメンを食べた男」。2024年6月末で約2万9000杯のラーメンを食破。株式会社ラーメンデータバンク代表取締役 Webおよび携帯の「ラーメンデータベース」を運営している。

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